祈りのキルト




2009年4月8日



昨晩、看護師長(婦長さんでは無くて今はこう呼ぶ)から退院日についてお話があった。
つい居心地がいいので来週退院を考えていたのだが、病院の事情でそうもいかない様だ
予想より早く9日の退院となった
写真のキルトは教会のTさんが僕の入院の為に、縫ってくれた「祈りのキルト」だ
所々に下がっている糸を教会の皆で「祈りながら」結んでくれた
アメリカのキリスト教会の古くからの習慣らしい
このキルトに包まれながら  みなさんの「祈り」に包まれて
退院の日を迎える事が出来る
自分が想像しているより ずっと ずっと多くの人々のお陰で
多くの人に迷惑を掛ながら 多くの人の犠牲・献身によって
自分は生かされているんだなあ・・ 今回の入院で気付かされた





桜色


2009年4月7日
あまりに天気がいいので病院の駐車場に植えてある桜の木まで散歩した
日本人に生まれて良かったと思える事の一つが 花見の習性を受け継いだ事だ
桜の絶妙な色 そして吹き抜ける風 春の匂い 今までの4月の記憶
それらが入り混じって 気持ちを高揚させる
 
今日、同じ病室のHさんがやはり全摘の手術を受ける
 
どうか 手術が無事終わって欲しい 蕾を開いたばかりの桜の花に願いをかけた