ネットワーク構築








2009年4月17日

コクピットの最大の難所は各ディスプレー類の表示
つまり、各コンピューター間のデーター のやりとりです
多くのコクピットビルダーはProjectMajentaという
データー共有ソフトを使用しています
このソフトウェアーは8万円を越える為、やはり貧乏ビルダー
の僕としては手が出せません 色々ウェブにて探した結果、
FsXPandといフランスのGert Heijnisが製作したソフトが
僅か一万円以内で販売している事を知りました

FxPandはビルダー入門者には非常に扱いやすいデーター共有ソフト
で、ProjectMajentaではフォローされていないフラップメーター
更にブレーキオイルプレッシャーメーター・
アナログ コンパスまで加えられています







フロントパネルには19inchモニター
を3台(勿論、オークションにて)
一台1万円前後で購入
枠類は全て取り外して使用して います。
ディスプレーのスイッチ類基盤は安全の為、フレームに固定してあります
又、電源スイッチはパネル部のスイッチに連動させてあります

下の写真はFsXPandにてディスプレー表示させたものです
試しにProjectMajentaのDemoをインストールして
計器類を動かしてみましたPFDとNDを手動操縦にて使用
するのであれば、さほど違いは無い様です
FMC等が複雑に絡んで来ると話は別なのでしょうが・・・

EICASに関して言えばフラップメーター・スタンバイメーター類がある分、
FxPandの方が優れていると思います 
ディスプレー毎のPCはLANによってネットワーク接続され
データーを共有しています
下は裏側上方からMCP EICASを見た写真です
                パネルサイズに合わせる為にディスプレーを
                横向きに固定して 画像を回転させてあります                   


人生劇場


2009年4月16日 手術後23日経過
前立腺癌の告知を受けてから
ネットは勿論、色々な書籍を
むさぼり読みました
近年、これほどまでに集中して
読書をした事はありません
前立腺癌に対しての医学的知識はもとより
癌を患った事を自分自身が如何に納得するか
その様な癌患者哲学の様なものを探しました
今現在、癌告知を受けたばかりの方がおられるのでしたなら
    アドバイスを一つ
本屋に並ぶキャッチーなタイトルの闘病記は読まない事
何故なら文学としての闘病記の多くは悲劇的な結末が
待っている 又、読者は潜在的に( 癌=悲劇の主人公 ) 
お涙頂戴的な展開を期待している
癌になった自分を哀れみ 涙する 
そんな三文小説的な感情に陥ってはなりません!
入院して良く判りました 人間はそんな「ヤワ」じゃ無い事を
僕の入院した病棟には生命力が満ち溢れ
患者同士の「俺の癌ほど酷く大きな癌は無いぞ」
「私はこれで入院3回目だ」「なんだ 俺は8回目だよ」
「いや俺の手術跡も見てくれよ ほら ほら」
武勇伝もしくは病気自慢の会話が笑いと共に飛び交っていました
そして数日後、みなさん元気に退院して行く姿を見て
この人達を小説化しても売れないだろうなあと感じた次第です
癌を患う事=そんなに哀しい事では無い=特別なでは無い
そう思える今日この頃です