飛行場の王様

2009年10月9日(金曜日)快晴 手術後199日目

台風一過、素晴らしい天気です

ソファにどっかり腰掛けて、コーヒーを啜り
エアバンドレシーバーを聞きながら、
朝日に煌きながらランディングする機体を眺める
これ以上の贅沢はありません


まるで成田空港の王様にでもなった様な気分。。。

あーーー生きていてよかったなあ


12月には、ここ成田から飛行機に乗って南国の島に出かける予定です
夢と希望の出発地 成田空港 ばんざーーいい

妙技!

2009年10月8日(木曜日)台風  手術後198日目

巨大台風18号が早朝、愛知県知多半島に上陸して
全国的に猛威をふるっている様です
今日から成田に出張です。こんな天候で仕事になるのやら。。。

強風で国内国際便の欠航が伝えられます
折角の成田。飛行機が見られないのが辛い

午前中でほぼ雨は止んだのですが今まで経験した事が無い
南西の強風・烈風が吹いています

立っている事が出来ない位の風圧です
ラジオのニュースは横風による
大型トラックの相次ぐ転倒を報じています


ところが、、、です 
稲敷町付近から成田上空方面に発着する数機の機影が見えるではありませんか
レシーバーのSWをONにすると、慌しいATC交信が聞こえてきます
慌てて16R(A滑走路)が見える成田空港北端の「さくらの山公園」に
駆けつけました

多くの航空マニアが着陸をやり直して飛び立つ(ミストアプローチ)を撮影しようと
望遠レンズを向けていました。
何機もの機体が接地直前にエンジンをふかして飛び揚がって行きます
これほどまで多くのミストアプローチを見たのは僕も始めて
地元の航空マニアおじさんが解説してくれました

官制ATCからは「Wind Max35 Min17」と聞こえて来ます
上の写真はエアバスのアプローチの模様 (定地点からの連写)
方向が定まらなく機体が凧の様に大きく揺れ
パイロットの苦労の様子が窺い知れます

それでも最終的には殆どの便は安全に着陸した様です
アプローチ角度を低くとり、ランディング直前でストンと
機を落とす飛行妙技には目を見張りました

この状態は夜まで続き、ホテルの窓からも34Rをミストアプローチする
機体のエンジン音が響き渡っていました

上の動画は横風に煽られながらもランディングするコリアンエアー機です


普段はのどかな単調な離発着陸を繰り返す旅客機パイロットですが、
こんな時、彼等の本領発揮されるのですね
パイロットとはやはりカッコイイ ヒーロー!飛行機野郎!