再会

2009年7月6日(月曜日)手術後104日目

今日は退院後初めての診察日です
受診前に採血を済ませて待合室で待つ事1時間
久し振りにドクターKと再会しました。いやはや実に懐かしい
例によって温和な語り口で検査結果を告げられましたPSA=0.005
先日の会社での検査結果はPSA=0.1(集団検診では止むを得ない精度)
これより遥かに低い値です。前立腺癌患者にとって血液検査にて判明する
このPSA値は癌再発の有無の絶対的な指標となります
まづまづ・・この値に一安心

尿の出が悪い様な気がする(飛散する傾向にある)事を話しましたら
診察室直ぐ隣の処置室にて吻合部狭窄の治療をしてくれました
プジー(尿道を拡張する治療)の器具が上の写真で、尿道麻酔をした後
金属の棒(直径3mm位から始めてだんだん太いのを入れて行く)を尿道に
つっ込むのですが、予想していなかった事なのでかなりショッキングでした
結果は尿道狭窄の心配無用との事  ほっ、
処置室にて入院中大変お世話になったナースのIさんにお会いしました
僕の事をよく覚えていてくれて、優しく話しかけてくれました
ありがとうございました 白衣の天使!
更に待合室にて病棟でご一緒しました陶芸家Iさんにも再会
お元気そうで検査結果も良好との事でメデタシ メデタシ
近日中に絶対遊びに行きますよ

僕の手術は片側神経温存という方法だったので
男女の営みについては努力次第で可能らしいです
残念ながらそのナニにつきましては入院前から遠ざかっています
勿論、退院後も煩悩を断ち切って、その営みは控えております
今回はドクターからの強い勧めもあリリハビリ?の為に薬を処方して
貰いました。その薬とは自分には全く無縁だと思っていた「バイアグラ」
お値段は 一錠1200円! 一錠がですよ・・
折角の神経温存手術 先生にもご面倒をお掛けしたので・・よおし頑張るかあ

午後からは先日購入したビデオボードGeforce9600GTをメインPCに
取り付けました。今まで働いてくれた6800GTと交換です
これが正解でした。機体は鮮やか滑らか画像になり、地表テクスチャーもくっきり
鮮明、先日入手したトリプルヘッドと相まってシーナリーはリアルそのもの

このビデオボードはPALIT社という日本では
あまり馴染みの無い会社が製造しているのですが、
世界的には出荷数3位のメジャーなビデオボードメーカーらしいです
価格は7000円をちょい越える程度、
いい買い物をしました
フライトシュミレーターは
雨の日の引きこもりにはうってつけの贅沢なおもちゃです

ご覧下さいこの地表の細やかさ、鮮やかさ・・
前立腺癌の検査結果も良好だったし
今日は最高にいい日です!

本番前

2009年7月5日(日曜日)晴れ 手術後103日目

日曜日ですが日頃お世話になっているO先生からPA依頼がありました
今市文化会館でのピアノと電子オルガンミニコンサートでした
ここのホールは築30年余になりますが、デザインが非常に凝っていて
ガウディ風の曲線がいたる箇所に使われています
丁度バブル絶頂期、日本が異常に盛り上がっていた際の名残です
ピアノもスタンウェイフルコンサートモデルが設置されています

ステージでは同じ事務所のWさんがピアノ調律しています
調律、大道具、照明、音響 と舞台の裏方スタッフによって多くの
イベントは支えられています。あっという間に終わってしまう
コンサートの一瞬ですが、その為に費やされる
リハーサルや大勢のスタッフの労苦がある事を考えると
コンサートや演劇が一層楽しめる様になりました
調律もリハーサルも終わって
開場まであと数分、、、、さあてと気合を入れるか