カナの婚礼

2009年10月18日(日曜日)晴れのち雹のち晴れ 手術後208日目

今日は、結婚式に招待されています
教会(プロテスタント教会)を通じて親しくなったNさんのご子息の結婚式です
Nさんは波乱にとんだ、まるで小説の様な生き方をされた方です。
僕が彼女の立場だったらおそらく人生を放棄してしまっていたでしょう
災難、逆境の中で6人のお子さんを立派に育てられ、そして
ご自分もビジネスをスタートして苦労の末、成功しています

苦境に立たされたとき、彼女の姿を見て、励まされ
何度と無く立ち上がる事が出来たか、、、、

受けるより与える事の方が喜びが大きい
多くを語らないNさんはいつも行動で、その事を教えてくれます

今日はNさん自身にとっても、特別な一日です
Nさんと牧師であるI牧師と婚約が決まり、新郎の両親として
結婚式に参列されるからです

幸せそうな笑顔のNさん

おめでとうございます

結婚式会場は那須塩原市の「プラトリーナ」という綺麗な会場
司式は知り合いのM牧師が行いました
参列者が新郎新婦に花びらを投げるという洒落た演出です

式の最後の祝祷には新郎のお父さんのI牧師が行いました
迫力あるその祈祷に、感動、、、、そして最後に父と子で抱き合う
姿にこれまた涙、、、Nさん良かったですね
食事は高級懐石、和洋折衷料理の数々、、、最近減食している僕にとって
かなりのボリュームです。そしてアペリティフから始まり、ビール、ウィスキーと
飲めや歌えやのドンちゃん騒ぎ、
実は、I牧師はクリスチャンにしては珍しくお酒が大好きな方で、
以前一度酒席をご一緒させて頂きました。今日も飲みたかったのでしょうが、
Nさんのお嬢さんに厳しく監視されていて、(肝機能の面で)
物足りなそうにあちらこちらのテーブルを回っていました
とかく型に囚われてばかりいる日本の牧師の中では珍しいタイプです
僕はこういう牧師が大好きです。

イエスキリストが最初に奇跡を行ったのはカナの婚礼でした
水をぶどう酒に替えて、皆に振舞ったのが始まりです。
ですから日本のプロテスタント教会の牧師の殆どが飲酒に対して、
嫌悪感を示すのか良く判りません

3時間にもおよんだ披露宴でしたが、
あっという間に過ぎた楽しく感動的な時間でした。

NさんI牧師 おめでとうございます
人生いよいよこれからですね
お二人の上に神様の祝福がありますように、、、

おのぼりさんの銀婚式(羽田編)

2009年10月13日(火曜日)晴れ 手術後203日目


お台場散策の後はいよいよ今回のツアーの
大目玉である「JAL整備工場見学」
バスは一般車両者立ち入り禁止の羽田空港内の
サウスディープへどんどんと入り込んで行きます

うぉーーー胸は高鳴ります

写真はメインテナンスセンタービル入り口です。この施設は
上戸彩主演の「アテンションプリーズ」ロケ地に多用

おっ、ここも見覚えあるロビー
いかん、、 いかん、、 完全にミーハーになってきているなぁ

入場して早速、首に吊るすIDカードを渡されました
個人的にはロビーに展示されている航空機の部品、コクピットを
じっくり眺めたかったのですが、限られた時間内(1時間30分)
見学スケジュールに従わなくてはなりません。
子供対象の航空教室レクチャーもそのスケジュールの一つ
JALの方が子供相手に一生懸命説明して下さいました
キティちゃんが乗った翼の揚力を説明する模型は結構面白かったです。
やりましたーーーコスプレ!!これがやりたかった!
私達夫婦の銀婚式唯一のツーショット写真です
ロビーに展示されていたDC9コクピットTV「アテンションプリーズ」にも
登場しました
こちらはビーチクラフト機(H-18?)説明を聞く時間がありませんでした


ロビーのつきあたりのドアを開けると 「おおーーーー」何とそこは正に格納庫!
巨大な機体が目に飛び込んできました。見学者のみなさんからも思わず
喚声があがります
整備用の足場に囲まれたエアバスA300
本格的なオーバーホール作業に入っている様です
M1格納庫からM2格納庫へ移動する通路
ここも上戸彩と錦戸亮のロケ地でした
M2に駐機していたA300 空気が澄んでいると
この先に富士山が見えるそうです
格納庫の中は人が少ないのが以外でした
下の写真はジャッキアップされて持ち上げられたA300
B737フリークの僕としては エアバスの機体にはあまり関心が
無かったのですが、間近で見るとA300は本当に美しいプロポーションです
エアバスの特徴はコクピットとノーズにちょっとした段差があります
丁度新幹線の様ですね。B767やB777の機首は流線型でミサイルの様に
丸くなっています。
格納庫は滑走路の隣、離陸する飛行機も間近で見る事が出来ます
おおっ!、、ポケモンB747の離陸!子供達は大騒ぎ
M2格納庫全景です
保守用部品が処狭しと並べられています
機種別のタイヤとレーダードーム(航空機の先端部)
夢の1時間30分があっという間に過ぎ去り
格納庫出口付近から名残惜しくワンショット
ここでIDカードを回収されます
格納庫出口
JALの方々、とても親切なご対応ありがとうございました
経営不振、リストラ、空港問題等 JALを取り巻く環境は厳しいでしょうが
どうか頑張って下さい。
帰り道首都高から見た建設途中の新東京タワー「スカイ・ツリー」
映画ALWAYSでも建設中の東京タワーの背景が郷愁を誘いましたが
この風景もいつの日にか、そんな風になるのでしょうか



これにて「ゲタ男」の銀婚式記念日ツアーは終了です

今日まで25年間苦労をかけた奥さん
 ありがとう 
これからも宜しく

おのぼりさんの銀婚式(お台場編)

2009年10月13日(火曜日)晴れ 手術後 203日目

下のローソクは何だかお分かりでしょうか?
これは、結婚式のキャンドルサービスのクライマックスに
新郎新婦が燈火する大きなローソクです

本日は私達夫婦の25回目の結婚記念日です
巷で言う処の「銀婚式」というやつです このローソクを結婚記念日には必ず灯し続けて来ました。
年数目盛りが25周年まで刻印されていたのですが、とうとうそこまで
到達して目盛りは無くなりました、、、
これから先は想定していないのでしょうか???

そんな訳で、本日は休暇を頂いて奥さんと二人で
「お台場見学」に出掛けました。

お台場には奥さんは何度も来ているですが、僕は初体験
何となくミーハーの響きがするこの「お台場」、今日まで敬遠し続けて来ました
交通手段は前回の百里基地で味を占めた、バスツアーを利用
「お台場ランチバイキングとJAL整備工場ツアー」というネーミングの
ツアーに参加させて頂いたのです。

パスはパレットタウンの隣に到着しました
右も左も判らずに僕達はパレットタウン内のアミューズメントパークに
迷い込んでしまいました。そして目に付いたのが、下の写真
3D恐怖体験という怪しげなBOXの中には二つ座席があります
500円投入すると「渋谷怪談、コインロッカーのサッチャン」が始まりました。
話のネタにと、馬鹿にして入ってみたのですが、
手がコインロッカーから突き出てくる3Dシーンには仰天して声を発して
しまいました。

僕の年代では全く場違いなゲームセンターでしたが、最新のゲーム機器群
に関心しました。正にゲーム大国=日本を感じた時でもあります

プリクラのブースにはプリクラルームが数十と並んでいます

そして、お台場といえば大観覧車
搭乗券900円はちょいと高いのですが、今日は銀婚式
気にしない、気にしない、、
それにしても今日は本当に人がいません
普段だと行列が出来ると聞いていたシースルー観覧車(4台しかない)
も待ち時間無しで乗る事が出来ました
これが噂の360度視界の透明観覧車です
フジテレビビルが見えます
東京湾方面には羽田空港に着陸する航空機が次々と、、
夜だとコンビナート群の光に囲まれて、絶好のデートスポットに
なるのでしょうね

次は前から一度行ってみたかったビーナスフォートに入ってみました
映画セットの世界ですね、、天井の色が本当に綺麗です
それにしても各店舗のディスプレーは素晴らしい!
是非、自分の会社の店長にも見習わせたいなあ
ヨーロッパの街角にいる様な気分、、、
どうですこの人気の無さ
採算が取れるのでしょうか、、、要らない
心配をしてしまういつもの貧乏性

ツアーにて設定されたのは台場ワシントンホテルのバイキングです。
今日はセーブして食べよう! 何せ午後からは憧れのJAL見学が
控えています。
             

秋晴れの日曜日

2009年10月11日(日曜日)手術後201日目


昨日から世の中はまたまた連休!
日本のみなさん、連休がちと多すぎませんか?
そんなに休んでばかりいて、大丈夫なのかなあ日本は、、

爽やかな秋晴れの空の下、のどかな日曜日になりました
猫達も気持ちよさそうに朝から熟睡モード


先月から始まった小屋の改造に取り掛かりました
自転車置き場を作業小屋に作り変えるもくろみです。
築18年のスチール製の自転車置き場はあちらこちら錆びが浮き出ています
分解して丁寧にヤスリをかけ錆を落とします
シルバーのスプレーでペイントするとパーツ類は綺麗に甦りました
壁材をホームセンターにて物色したのですが、イマイチ気に入った色が
ありませんでした。トタン張りの壁を予定していたのですが、
ガルバリウム材の方が耐久性がある様なので、計画変更するかなあ
価格は1.5倍もしてしまいます。当初予算の1万円は軽くオーバーしてしまいそう、、、、

飛行場の王様

2009年10月9日(金曜日)快晴 手術後199日目

台風一過、素晴らしい天気です

ソファにどっかり腰掛けて、コーヒーを啜り
エアバンドレシーバーを聞きながら、
朝日に煌きながらランディングする機体を眺める
これ以上の贅沢はありません


まるで成田空港の王様にでもなった様な気分。。。

あーーー生きていてよかったなあ


12月には、ここ成田から飛行機に乗って南国の島に出かける予定です
夢と希望の出発地 成田空港 ばんざーーいい

妙技!

2009年10月8日(木曜日)台風  手術後198日目

巨大台風18号が早朝、愛知県知多半島に上陸して
全国的に猛威をふるっている様です
今日から成田に出張です。こんな天候で仕事になるのやら。。。

強風で国内国際便の欠航が伝えられます
折角の成田。飛行機が見られないのが辛い

午前中でほぼ雨は止んだのですが今まで経験した事が無い
南西の強風・烈風が吹いています

立っている事が出来ない位の風圧です
ラジオのニュースは横風による
大型トラックの相次ぐ転倒を報じています


ところが、、、です 
稲敷町付近から成田上空方面に発着する数機の機影が見えるではありませんか
レシーバーのSWをONにすると、慌しいATC交信が聞こえてきます
慌てて16R(A滑走路)が見える成田空港北端の「さくらの山公園」に
駆けつけました

多くの航空マニアが着陸をやり直して飛び立つ(ミストアプローチ)を撮影しようと
望遠レンズを向けていました。
何機もの機体が接地直前にエンジンをふかして飛び揚がって行きます
これほどまで多くのミストアプローチを見たのは僕も始めて
地元の航空マニアおじさんが解説してくれました

官制ATCからは「Wind Max35 Min17」と聞こえて来ます
上の写真はエアバスのアプローチの模様 (定地点からの連写)
方向が定まらなく機体が凧の様に大きく揺れ
パイロットの苦労の様子が窺い知れます

それでも最終的には殆どの便は安全に着陸した様です
アプローチ角度を低くとり、ランディング直前でストンと
機を落とす飛行妙技には目を見張りました

この状態は夜まで続き、ホテルの窓からも34Rをミストアプローチする
機体のエンジン音が響き渡っていました

上の動画は横風に煽られながらもランディングするコリアンエアー機です


普段はのどかな単調な離発着陸を繰り返す旅客機パイロットですが、
こんな時、彼等の本領発揮されるのですね
パイロットとはやはりカッコイイ ヒーロー!飛行機野郎!