朝の祈り

2010年4月28日(水曜日)大雨 手術後400日目


昨日から銚子方面に出張しています
片道4時間半の運転は53歳の老体にはかなり応えます
くたくたになって成田の常宿に辿りつきました

部屋のソファーにもたれ
いつもの様に熱いカプチーノを啜り
エアバンドレシーバーのSWをONにして
16Lにファイナルアプローチしてくるランディングライトを
眺めているうち、、、いつしか眠ってしまいました

朝起きると春の嵐です、
ベッド脇に控えめに置かれたギデオンの聖書をめくってみました

あなたが祈るときは、奥まった自分の部屋に入って戸を閉め、
隠れたところにおられるあなたの父に祈りなさい。
そうすれば、隠れたことを見ておられるあなたの父が報いてくださる。

                         新約聖書 マタイ 6章:5-6




牧師との意見の不一致があり、もう1年以上教会から遠ざかっています
その間、癌の発病や子供の就職の問題等、、、僕の平凡な人生ですが
それなりの起伏がありました、、それなりに苦しみました、、
その時その時、不安と先の見えない恐れの中で
「祈る」事だけが自身を保つ唯一の方法でした

「祈り」という行為は馬鹿らしく、女々しい様にみえるかも知れません

しかし、自分自身に「真摯に向き合う事」はかなり勇気が要るのも事実です
自分の弱さと汚さを認め、許しを請い、哀れみを求める、、、 祈りの時
僕にとって必要不可欠の時間です


外は春の嵐、大雨 ですが

心穏やかな朝を迎えています