2009年5月19日(火曜日)手術後56日目
本日、53回目の誕生日を迎えます
癌の告知を受けた時、割と冷静に「死」を考えました
52年も生きてきたのだからもういいのでは無いのかと
病の為にあと僅かで終わってしまう人生の
諦める理由を探し始めていました
お前の人生は何だったのか原稿用紙一枚で述べてみよ
そんな問題を出された時、何と答えたらよいのでしょうか
人は何の為に生きているのか・・それに対する明白な答えを聞いた事が
ありません 唯一キリスト教のウェストミンスター大教理問答に
自信に満ちた答えがあります
「人は神の栄光を表す為に生きている」
なんじゃそりゃ?
癌になって骨身に沁みて判りました
人は何の為に生まれて来たのか
聖書は繰り返し述べています
「お前は愛される為に生まれてきた」
眠る子猫を膝にのせながら思います
誰かに愛されているのならば もうそれで充分だよなあ
猫の様に明日からはもっと素直に生きよう、誠実に生きよう
人の悪口は止めよう、感謝して生きよう、静かに生きよう、
そう思いながらワインに酔う53歳の誕生日でした